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賃貸不動産経営管理士の試験に合格した!
そんなあなたに次に待つのは「賃貸不動産経営管理士の登録」です。
そもそも登録をする必要性ってなに?
どのくらいのお金と時間がかかるの?
登録した後はどうすれはいいの?
そんな疑問をまとめていきます。
1.賃貸不動産経営管理士試験合格後の流れ
試験に合格すると、登録に関する案内が送られてきます。
まずは、登録に関する条件から見ていきましょう。
登録には規定があり、2年以上の管理実務経験又は法律で定められた実務講習を修了することが求められます。
未経験から登録までを行うには、この実務講習を経ないと賃貸不動産経営管理士になることができません。
∟登録条件
2年以上のマンション管理実務経験又は法律で定められた実務講習を修了すること
法律で定められた実務講習は、一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会のみで開催されています。
e-ラーニング形式を採用しているため開催時期は特に定められておらず、自分のタイミングで受けることが可能です。
∟登録が必要な人、必要ではない人
登録を行うことが必要なのは以下の人です。
・賃貸管理業務に従事する(予定)の人
不動産業界への転職を考えている人は、事前に登録を済ませておくことでアピールポイントにすることができます。
逆に必要がないのは、管理業務に従事することのない人となります。
∟登録をしなくても合格した権利は生涯有効
賃貸不動産経営管理士は、自己研鑽やスキルアップとして合格を目指していた人も多いでしょう。ですが、管理業務に従事する予定もないうちは、基本的に登録の必要はありませんよね。登録を行わなくても、登録に進む権利は生涯有効となりますので安心です。
令和6年1月10日より、試験合格から1年以上経過してから登録を受ける人向けの「登録講習」が設定されます。
こちらの受講は任意とされていますが、今後必須となる可能性もあります。公式からの最新の情報を見て判断しましょう。
2.登録の具体的な手続きについて
では、具体的に登録の申請を行う方法について見ていきましょう。
∟必要書類
・顔写真データ(登録申請日より6か月以内に撮影、jpg形式、サイズ上限10MB)
・住民票(発行から3ヶ月以内のものに限る)
・登録要件を証明するいずれかの書面データ(jpg形式、サイズ上限10MB)
各書類の正式名称やダウンロード先は、一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会のHPに掲載されています。
必ずご自身でご確認の上、書類を揃えましょう。
∟登録にかかる費用と日数
登録手数料…6,600円(賃貸不動産経営管理士証発行料の4,500円を含む)
申請はインターネットにて行うことができます。郵送では受け付けていませんので、必要書類のデータ化などの手順を事前に済ませておきましょう。
登録には、一ヶ月程度の日数を要します。余裕を持って登録申請を行いましょう。
また、登録を行なった賃貸不動産経営管理士は5年に1度更新が必要になります。継続して持ち続ける場合には更新手続きが必要になりますが、2023年8月現在は国家資格化してからの更新が一度も行われていないため、詳細が出ておりませんでした。
賃貸不動産経営管理士の登録手続きについて調べてみた〜登録料や申請時期、更新まで〜のまとめ
以上が、試験合格から登録(更新)までの一連の流れになります。
賃貸不動産経営管理士の資格は、不動産業界での転職・再就職にとても重宝される資格の一つです。
登録までの手続きはなかなか手間がかかりますが、これを済ませておくことで有利なアピールにつながります。
合格後は勢いそのままに、スムーズに手続きに進んでみてください。