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マンション管理士の試験に合格した！
そんなあなたに次に待つのは「マンション管理士の登録」です。
そもそも登録をする必要性ってなに？
どのくらいのお金と時間がかかるの？
登録した後はどうすれはいいの？
そんな疑問をまとめていきます。
1. マンション管理士試験合格後の流れ
試験に合格すると、登録に関する案内が送られてきます。
まずは、登録に関する条件から見ていきましょう。
∟登録条件
不動産の国家資格では他に宅建士・管理業務主任者が人気ですが、これらの登録には2年の実務経歴が必要になります。しかし、マンション管理士の場合は欠格事由にかかることがなければ誰でも登録ができます。
∟登録が必要な人、必要ではない人
登録を行うことが必要なのは以下の人です。
・マンション管理業務に従事する(予定)の人
不動産業界への転職を考えている人は、事前に登録を済ませておくことでアピールポイントにすることができます。
逆に必要がないのは、管理業務に従事することのない人となります。
また、欠格事由に引っかかってしまう人も期間中は登録ができません。
∟登録をしなくても合格した権利は生涯有効
マンション管理士は、自己研鑽やスキルアップとして合格を目指していた人も多いでしょう。ですが、管理業務に従事する予定もないうちは、基本的に登録の必要はありませんよね。登録を行わなくても、登録に進む権利は生涯有効となりますので安心です。
もし数年後に登録が必要になった時は、合格時に届いた案内さえあればいつでも登録が可能です。万が一紛失してしまった場合は、公益財団法人 マンション管理センターの試験研修部に問い合わせが必要になります。
2. 登録の具体的な手続きについて
では、具体的に登録の申請を行う方法について見ていきましょう。
∟必要書類
・登録申請書
・住民票(マイナンバー記載なし・本籍表示あり・発行から3ヶ月以内のものに限る)
・誓約書
マンション管理士の登録申請書は、合格後に郵送されてきています。無くしてしまってもインターネットからダウンロードすることはできませんので、その際は公益財団法人 マンション管理センターの試験研修部に問い合わせが必要になります。
∟登録にかかる費用と日数
登録手数料…4,250円 ※事前振り込み
登録免許税…9,000円 ※収入印紙を購入し、登録申請書に貼り付け
申請は、郵送でのみ行うことができます。
申請は毎月月末に締切り、の翌月第3金曜日登録が行われます。場合によっては1ヶ月以上の時間がかかりますので、余裕を持って登録申請を行いましょう。
また、一度登録を行うと5年ごとに法定講習を受講する必要があります。該当者には協会から案内が郵送されてきますので、案内が来たら早めに受講しましょう。
∟マンション管理士登録証とマンション管理士証(カード型)
マンション管理士の登録を行うと、「マンション管理士登録証」が送られてきます。こちらは賞状形式のもので、仕事の際に持ち歩くのはとても不便です。
そのため、希望者はマンション管理士証(カード型)の発行が別途有料で可能になります。
マンション管理士の登録手続きについて調べてみたのまとめ
以上が、試験合格から登録(更新)までの一連の流れになります。
マンション管理士の資格は、不動産業界での転職・再就職にとても重宝される資格の一つです。
登録までの手続きはなかなか手間がかかりますが、これを済ませておくことで有利なアピールにつながります。
合格後は勢いそのままに、スムーズに手続きに進んでみてください。