手話技能検定の合格を目指すうえで欠かせないのが参考書です。今回の記事では手話技能検定におすすめの参考書を紹介します。

 

手話技能検定の概要

手話技能検定は手話の言語としての技能力を検定するための試験です。1級から7級まであり、自分の実力に合った級を選ぶことができます。手話技能検定協会では受験日や人数によって様々な試験を行なっているため、自分に合ったスタイルで受験することが可能です。

 

検定方法 試験方法 単語数 試験時間 受験料 受験資格
1 実技試験 インターネット試験 制限なし インプロンプト・スピーチ1分以上2分以内
課題文表現3分以内
11000円 2級合格者
2 実技試験 インターネット試験 2000単語 インプロンプト・スピーチ30秒以上1分以内
課題文表現2分以内
8000円 3級合格者
3 筆記試験 会場試験・WEB試験 1000単語 80分(WEB70分) 6600円 なし
4 筆記試験 会場試験・WEB試験 500単語 70分(WEB60分) 6100円 なし
5 筆記試験 会場試験・WEB試験 200単語 70分(WEB60分) 5500円 なし
6 筆記試験 会場試験・WEB試験 100単語 50分(WEB40分) 4400円 なし
7 筆記試験 在宅試験 基本指文字50音 30分 2000円 なし

 



手話技能検定おすすめ参考書

 

ひと目でわかる実用手話辞典

 

NPO手話技能検定協会 (監修)
出版社:新星出版社、出典:出版社HP

 

手話技能検定試験2級出題範囲も含まれており、約3500語の手話の意味をイラストで分かりやすく解説されています。実践にも役に立ちます。初心者から上級者まで幅広い人が使えるテキストです。

 

手話技能検定公式テキスト3・4級

 

NPO手話技能検定協会 (著)
出版社:日本能率協会マネジメントセンター、出典:出版社HP

 

手話技能検定の3・4級は窓口や接客業務などの仕事で手話を使えるレベルになります。このテキストは試験実施団体による唯一の公式テキストです。試験範囲の約1500単語と約400例文が掲載されています。

 

手話技能検定公式テキスト5・6・7級

 

NPO手話技能検定協会 (著)
出版社:日本能率協会マネジメントセンター、出典:出版社HP

 

指文字、基本単語200、例文35が収録されています。このテキストでは指文字の練習から手話技能検定に合格するまでをフォローしてくれます。

 

基礎から学ぶ手話学

 

神田 和幸 (著), 谷 千春 (著), 植村 英晴 (著), 木村 勉 (著), 長嶋 祐二 (著), 原 大介 (著)
出版社:福村出版、出典:出版社HP

 

手話の特性や文法から聴覚障害者を取り巻く現状までを最新の知見に基づいて解説されています。特に言語としての手話に注目されています。

 

これで合格!全国手話検定試験DVD付き

 

社会福祉法人全国手話研修センター (編集)
出版社:中央法規出版、出典:出版社HP

 

読み取り試験や表現・会話試験の映像をWeb動画やDVDで学習することが可能です。実技試験問題を収録したDVD付きなので、分かりやすく解説されています。

 

よくわかる!手話の筆記試験対策テキスト

 

社会福祉法人全国手話研修センター (編集)
出版社:中央法規出版、出典:出版社HP

 

手話技能検定の筆記試験のために、聴覚障害者の暮らしや、手話の歴史など基礎知識が分かりやすく丁寧に解説てれています。また、耳の仕組みなども掲載されています。手話をより深く学ぶテキストとして最適です。

 

手話技能検定のメリット

手話技能検定を取得することで自分の能力を証明することができます。バリアフリー社会で活躍しやすくなります。また、就職や転職の際に生かすことが可能です。

 

手話技能検定はどんな人におすすめ?

手話に興味のある人、福祉や聴覚障害について興味のある人、就職や転職にスキルを活かしたい人におすすめの資格です。

 

手話技能検定のまとめ

今回の記事で紹介した手話技能検定は手話に興味のある方におすすめの資格になっています。おすすめの参考書から自分に合った参考書を探して、資格取得にトライしてみましょう!