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整理収納アドバイザーについて興味を持っていても、実際にお金をかけて学ぶのはちょっと…と躊躇われる方はいませんか?
今回は、筆者が実際にユーキャンの通信講座で整理収納アドバイザーについて学んだことをシェアして、すぐに生活に活かせる部分をピックアップしていこうと思います。
1.ユーキャンの整理収納アドバイザー講座について
整理収納アドバイザーは、ハウスキーピング協会が認定する民間資格です。
家の中の片付けについて、理論的に考えてアドバイスを行い、実際にクライアントさんの家をきれいにしたりする仕事ができます。
∟3冊のテキストで4ヶ月を目安に受講する
認定機関であるハウスキーピング協会でも、常に講座が展開されています。
しかし、日程が丸1日を要したり、テキストはオンラインデータのみで手元に残すことができないなど、人によっては受けにくい部分があります。
そこでユーキャンでは自社の通信講座のノウハウを活かして、4ヶ月を目安に準1級資格を取得するまでを一つの講座内にまとめました。
それが、ユーキャンの整理収納アドバイザー取得講座なのです。
∟公式に準1級までの資格が取れる
ユーキャンは認定機関であるハウスキーピング協会から正式に依頼を受けて、この講座を運営しています。
そのため、ユーキャンの講座内で認定試験に合格することができれば、自動的に整理収納アドバイザー準1級の資格を得ることができます。
学習から認定試験までを自分のペースで進めることができます。
∟成功事例集などの“目で見てわかる”教材が豊富
本講座では整理収納アドバイザーの講師による実例を見ることができますが、通信講座では難しいですよね。
そのためユーキャンの講座には、本講座の中では取り扱いがない独自の副教材も存在しています。
成功事例集・仕事の様子を収めたDVDなどがあるので、目で見て学習ができるように工夫されているのです。
2.「整理の考え方」で片付けを理論的に理解する
それでは早速、そのユーキャンの講座で学んだ「整理の考え方」を解説していきます。
正確には、整理と収納の違いをしっかりと理解して、どのような状態がベストであるのかを明確にします。
∟整理と収納は全くの別物
整理収納アドバイザーという名前についている「整理」「収納」は、それぞれ別のものです。
整理は不用品を取り除く・区別することで、収納は整理の後に行うもの・使いやすい状態にすることを言います。
∟整理は不用品を取り除く・区別すること
整理は収納の前段階です。
不要なものを見つけて、それを取り除きます。これを最初に行うことで、必要のないものまで収納してしまうことを避けます。
そしてどのような目的・使用頻度で使うモノなのかを区別します。
これを行わないで目の前にあるものを収納しようとするから、いつまでも家の中のモノが減らない・片付かないのです。
∟収納は整理の後で行うもの・使いやすい状態にすること
収納は、整理が終わったものにのみ適用します。
整理によって区別したものを、使いやすい状態(使用場所に近い場所にある・取り出しやすいなど)にします。
片付かない人は、整理と収納をごちゃごちゃにしてしまっているか、何も考えずに“隠すこと”だけに意識を向けている状態なのですね。
3.「収納のコツ」で見た目を整えてリバウンドを防ぐ
整理収納アドバイザーの指導を受けると、見た目にも綺麗な収納が出来上がるイメージはありませんか?
実は見た目にも綺麗な収納には、片付かない状態に戻る“リバウンド”を防ぐコツが隠れています。
∟収納場所は使う場所を前提に考える
洗濯洗剤のストックを寝室の押し入れに入れたりしていませんか?
ここまで極端な例は少ないかもしれませんが、片付かない家の特徴として使う場所と収納場所が離れていることがあります。
これまで押し入れに入れていたものでも、玄関先やリビングで使うことが多いものもあるかもしれません。
どこで使用するものなのかを明確にして、なるべくその近くに収納場所を設定しましょう。
∟収納スペースを上手に使うためには
家の中にある収納スペースには限りがあります。
整理でモノの数を減らしたりしても、それらがうまく収まるかどうかは収納方法にかかってくるわけです。
そこで、収納スペースを上手に使うためには「空間を区切ること」が必要とされています。
高さがある場合は「上・中・下」、奥行きがある場合は「奥・手前」というように、空間を区切るための道具を使いながら収納を行うことが大切です。
∟収納ケースを購入するのは、全てが終わってから!
無印良品や100円ショップの収納ケースを使って、きれいに整理された収納の動画などをよく見かけませんか?
それさえすれば綺麗に収納できる♪と思われる方もいるかもしれません。
しかし、あれは整理→収納の流れにおける最終ステップです。
思いつきで買ってしまうと、結局家に不用品を増やすだけになってしまうので注意しましょう。
4.通信教育でもここまで片付けられる!
片付けにはある程度のテクニックやノウハウが必要なのでは?
それって通信教育で本当に身につけられるの?
そんな心配がある方は、ぜひこのビフォーアフターをご覧ください!
∟シンク下収納のbefore after
これは、整理収納アドバイザー取得講座の受講中に、実際に行った片付けの写真です。
before
(写真)
after
(写真)
これくらいの片付けができるようになるというイメージは付きましたでしょうか?
∟確実に片付けを身につけたいならむしろユーキャンがおすすめ
認定機関であるハウスキーピング協会が開催する講座と、ユーキャンの通信講座の違いで最も大きいのは「受講期間」です。
準1級取得までの必要日数
ハウスキーピング協会の講座→対面 3日(2級1日+準1級2日)※同時申し込み不可
ユーキャンの通信講座→4ヶ月〜8ヶ月
協会の講座は資格取得までのスピード感がありますね。その分、学んだことを実践する機会は自ら作り出していかないといけません。
対してユーキャンの講座は時間をかけて学ぶことを前提としています。
4〜8ヶ月の余裕があれば、上でご紹介したような実践経験を踏んだ上で資格を取得することができるのです。
∟テキストが常に手元にあるメリットを最大限活用できる
一応ハウスキーピング協会側もオンラインで長めの学習期間を取る講座も展開しています。
WEB講座 120日(2級+準1級プランの場合)
ただこちらは、動画視聴による学習がメインとなり、テキストはオンラインデータのみの配布です。
手元に置いておきたい場合は、適時ダウンロードして印刷する必要があります。
その点、ユーキャンの講座では最初からわかりやすくまとまった綺麗なテキストが手に入ります。
整理の理論を忘れてしまっても、テキストを手元に置いていく限りはいつでも見返すことができるのです。
ユーキャンの整理収納アドバイザー取得講座で学んだ「整理の考え方」と「収納のコツ」のまとめ
いかがでしたでしょうか?
最初は通信講座での受講に不安を感じていた筆者でも、ここまで紹介できる程度に「整理の考え方」「収納のコツ」を学ぶことができました。
興味を持たれた方は、ハウスキーピング協会やユーキャンの講座などを覗いてみてください。