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浄化槽設備士について興味のある方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
浄化槽設備士とは、浄化槽を設置する工事の際に実地監督・指導を行う専門技能職です。
生活の中で発生する汚れた水(し尿や、炊事・洗濯・お風呂・洗面所などから出される生活排水)を綺麗な水に変えて、川などへ放流するための装置を取り扱います。
今回の記事では、そんな浄化槽設備士について、おすすめの参考書などを紹介します!
浄化槽設備士の概要
浄化槽設備士は、公益財団法人日本環境整備教育センターが主催する資格試験です。
級 |
内容 |
時間 |
受験料(税込) |
学 科 試 験 |
機械工学 ・ 衛生工学 等 1.浄化槽工事を行うために必要な機械工学、衛生工学、電気 工学及び建築学に関する知識を有すること。 2.設計図書を正確に読みとるための知識を有すること。 汚水処理法等 1.汚水の処理方法に関する知識を有すること。 2.浄化槽の構造と機能に関する知識を有すること。 施工管理 法 浄化槽工事の施工計画の作成方法及び工程管理、品質管理、安 全管理等工事の施工の管理方法に関する知識を有すること。 法 規 浄化槽工事を行うために必要な法令に関する知識を有すること。 |
【学 科 試 験】 3時間 【実地試験】 1時間 |
31,700円 |
実 地 試 験 |
施工管理 法 設計図書で要求される浄化槽の性能を確保するために設計図書 を正確に理解し、浄化槽の施工図を適正に作成し、及び必要な 機材の選定、配置等を適切に行うことができる応用能力を有す ること。 |
浄化槽設備士のおすすめ参考書
これだけマスター 浄化槽設備士試験
最新の出題傾向に沿った内容構成で、効率的に学べる受験者必携の一冊!過去7年間の出題傾向と、直近の法改正事項を盛り込んだ『テキスト+問題演習』の構成で、試験に出題されやすく、最低これだけはおさえておきたい重要事項が、わかりやすくコンパクトにまとめられています。多忙な受験生の皆さんが、より短時間で、効率的に学ぶことができる一冊です。
解説付 浄化槽設備士問題解答250題
合格へぐんと近づくずばり予想問題!浄化槽法の制定により「浄化槽設備士」を置くことが義務づけられました。その資格を得るには浄化槽設備士試験に合格することが必要です。出題傾向を知る手がかりになるのがこの1冊です。
浄化槽工事業と浄化槽設備士
浄化槽工事業者の登録制度や浄化槽設備士の資格制度等について解説した1冊!昭和58年に制定された浄化槽法により、登録制となった浄化槽工事業。そのあらましや記載例と記載要領などを解説すると共に、浄化槽設備士の資格制度についても紹介、参照法令も収録しています。
浄化槽設備士試験完全対策 (なるほどナットク!)
浄化槽設備士の受験対策用に編集したもので、最低これだけは「勉強したほうがよいもの」、「出題されると思われるもの」に重点を置き、1ページ1問形式で、わかりやすくかつ集中的に解説しています。
浄化槽設備士のメリット
浄化槽工事業者の各営業所ごとに配置することが定められており、また浄化槽は下水道と比べて地震などの災害に強い構造を持つことから、設備工事および浄化槽設備士のニーズも安定しています。
また、浄化槽設備工事の監督者になることで、キャリアや月収が安定しやすくなるでしょう。
浄化槽設備士はどんな人におすすめ?
・浄化槽設備会社に就職や転職を希望する人
・浄化槽管理士の資格を持っており、上位資格の取得を目指す人
・年収やキャリアのアップを目指す人
浄化槽設備士のまとめ
浄化槽設備士は住宅の浄化槽設置工事を担当する職種であり、国家資格を必要とする職業の1つです。浄化槽の設置工事の施工図を作成したり、現場監督を勤めたりなど業務の幅は広がりますが、その分安定した収入が見込めます。今回の記事で紹介した参考書の中で、ご自身にあった参考書を見つけ、ぜひ資格取得にトライしてみてはいかがでしょうか。