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お酒好きの人なら一度は耳にしたことがある検定があります。
「日本ビール検定」です。どのような資格なのか履歴書にかけるのかなど調べてみました。
日本ビール検定とはどのような検定?
日本ビール検定(愛称:びあけん)とは、日本や、世界のビールの歴史・製法・原料・種類の基礎を学び、ビールをよりおいしく飲むための方法やうんちくを問う検定です。
「びあけん」を通してビールの新しい魅力に出会い、より美味しくなるように願いが込められています。
主催は、一般社団法人 日本ビール文化研究会がしており、
後援にはドイツ連邦共和国大使館/チェコ共和国大使館/一般社団法人 日本ビアジャーナリスト協会がいます。
さらに、サッポロビール株式会社/株式会社サッポロライオンが協力しています。
後援している団体や協力している会社をみると、この資格に期待されているのがわかります。
びあけんには3つのレベルがあります。
3級-公式テキストから出題が中心、
ビールの原料や基本的な製法・スタイル、ビールの歴史、ビールの味わいを中心に出題ビールの初心者レベル
普段のビールをもっとおいしく味わいたい人向け
全100問中60点以上で合格
2級-公式テキストを深く学習する必要がある。
ビール通になりたい方対象の中級レベル。
ビールの文化・歴史を語ることができる。
ビールを扱う仕事やビール愛好家向け。
全100問中70点以上で合格
1級-公式テキストの他、ビールに関するうんちくや時事情報など幅広い範囲から出題。
ビールに関する広範囲な知識を持つ上級者レベル。
自らビール文化を発信でき、愛好者の頂点を目指す方向け。
100問中80点以上
気になる合格率ですが、
2022年に行なわれた結果では、
3級89.9%
2級47.8%
1級17.9%
2021年
3級90.3%
2級58.0%
1級12.1%
となっています。級が上がるにつれて合格率がかなり低くなっているので、気合いを入れて取り掛かる必要がありそうです。
ビール検定は20歳以上の人ならどなたでも受験することができます。
ビール検定の履歴書の書き方は?
もちろん、かけます。
民間資格なので持っているから必ずしも就職・転職に有利になるとは言えませんが、
アルコール業界に関連した就職先なら持っていて損はありません。
書き方例
2021年11月16日 日本ビール検定(日本ビール文化研究会主催) 2級 合格
※似ている名称の資格が多い場合には、主催名も書きましょう。
また、アルコール業界の就職に関係ない就職先の場合には、趣味・特技の欄に記入しましょう。面接官に質問された場合備えて、うまく自己アピールできるようにしておきましょう。
日本ビール検定のメリット、持つと有利な業界・職種はある?
まず、この検定の一番のご褒美は
満点ならビールがなんと1年分ももらうことができます。
どの階級にでも有効なので1年分のビール狙いの人は是非3級でトライしてみましょう!
そして、この資格を通してビールに詳しくなれることがメリットと言えるでしょう。
ビール愛好家にとっては、今までただ美味しいと感じていたビールの味も一味違うように思えたり、他の製造によって作られたビールも試してみようという新しい味にも興味がわくでしょう。
また、同じビール好き仲間との会話も楽しくなります。
SNSで趣味仲間が見つかりやすくなったので、オンライン飲み会などで、実際に会わなくてもうんちくを語り合う機会にも恵まれるでしょう。
また、ビール関係の仕事での接客でもビールの質問に応えたり、気の利いたうんちくが言えるようになので仕事にも自信が持てるようになりモチベーションアップやお客様とのツールにも使えます。
日本ビール検定に似ている資格・他にお勧めの関連資格はある?
日本ビール検定を受検してまだ余力が余っている人やもっともっと色々挑戦してみたいという人はこんな資格はいかがでしょうか。
・ウィスキー検定
・ビアテイスター
・テキーラマエストロ
・ビール検定
・日本酒検定
・J.S.A.ワイン検定
・ワイン検定
日本ビール検定の履歴書のまとめ
一見趣味の資格でしょ?とつっこみたくなる人もいるかと思いますが、中身はとても奥が深く、知る喜びがある検定です。
仕事につなげることもできますし、趣味をより深く掘り下げて世界を広げるのもよしです。
何か資格が取りたいと思っているなら挑戦してみて