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デザインの勉強をする際、自分の能力を測ることができるのがレタリング技能検定です。今回の記事ではレタリング技能検定におすすめの参考書を紹介します。
レタリング技能検定の概要
レタリング技能検定はレタリングの表現能力を測る試験です。文字デザインについての正しい知識と用途に合わせて表現力のある文字を書くスキルが求められます。1級から4級まであり、試験は年に1回あります。レタリング技能検定は受験資格がないため、すべての人が受験することが出来ます。
内容 | 受験料 | 対象となる人 | 合格率 | |
4級 | レタリング及び広く関連領域にわたる知識と高度な専門技術を持っている | 2400円 | 初心者、学生などレタリングに興味を持つ人 | 78.80% |
3級 | 書体を選択または創作し、表現する能力を持っている | 3800円 | 学校や職場などでレタリング特技者 | 66.20% |
2級 | 基本の書体を理解し、その表現技術を持っている | 4900円 | プロデザイナー志望者 | 36.20% |
1級 | 基本の書体をを理解し、整った文字を書くことができる | 6000円 | プロデザイナー志望者 | 15.60% |
レタリング技能検定のおすすめ参考書
書体サンプル集
試験会場に持ち込める唯一の本です。レタリング技能検定の知識問題の3割前後はこの用語集から出題されます。この本は各書体について、漢字の構造、和文書体の文字枠とエレメントの名称、トレーシングペーパーの使い方などが記載されています。
文字骨格練習帳
試験に出る文字骨格だけを「手本のなぞり書き」で練習することができるため、誰でも正しく骨格の書き方が身につけることが出来ます。骨格へエレメントの付け方も練習が可能です。
レタリング技能検定ガイド
レタリング技能検定の全てと合格のための知識と技能が分かりやすく解説されています。レタリング用語の解説、基本書体の部分とその名称など合格に必要な知識も載っています。
実戦レタリング
試験時間内に効率よく美しく仕上げるための作業の進め方、制作テクニックなどが解説されています。過去に出題された試験問題を使用し、課題の文字や解答例を実試験と同じ大きさにしているため試験のように学習することが出来ます。基本から応用まで大きい文字見本が掲載されています。
ハンド・レタリングの教科書 スケッチから完成まで、レタリング・デザインのすべて
文字の構造から書き方、装飾、作品構成の仕方までスケッチやイラストを使って詳しく、分かりやすく解説されています。アイデアの考え方、ポイントなどのサポートも充実しています。
レタリング マニュアル ハウスインダストリーズに学ぶレタリングの基本
レタリング作家として25年以上のキャリアを持ち多くのデザイン賞を受賞しているケン・バーバーのレタリングの教科書です。レタリングのノウハウが詳しく解説されています。初心者から上級者のすべての方におすすめの教科書です。
レタリング技能検定のメリット
受験資格がなく、気軽に試験を受けることができ、就職活動でもアピールが出来ます。難易度が分かれているため、初心者の方でも挑戦しやすい資格になっています。また、デザイン力を身につけることが出来ます。
レタリング技能検定はどんな人におすすめ?
デザインに興味のある人、デザインに関する仕事をしたい人におすすめの資格になっています。お店などでポップを作る際にも役立ちます。
レタリング技能検定のテキストのまとめ
今回の記事で紹介したレタリング技能検定はデザインの学習をしている方におすすめの資格になっています。おすすめの参考書から自分に合った参考書を探してみてください。