測量士とは、測量の計画を立案したり、実施したりする職種、資格です。

測量士になるには、指定された教育のカリキュラムを受講し、実務経験を積んだ後で登録したり、国土地理院が実施している測量士試験に合格後、登録を行うといった方法があります。

 

測量士は、土地に関するデータを正確に計測することが求められるため、業務の中で、専門的な知識が求められる場面もあります。ただ、大変な業務も多く、人を選ぶ職種でもあります。そのため、今回は測量士に向いている人はどんな人か、女性でも大丈夫なのかといったことを取り上げたいと思います。

 




 

測量士に向いているタイプ

 

測量士に向いているタイプは以下のようなものがあります。

 

・地道な作業が苦にならない

・少人数のチームでの作業が得意

・決められた作業を効率よく行うことが得意

・体力がある

 

測量士は正確な測量を行うことが必要なため、地道な作業が多くなりがちです。作業の具体的な内容もある程度決まっているため、そうした作業が苦にならない人が向いていると言えるでしょう。

 

さらに、なるべく効率に作業することが望ましいとされるため、同じ作業をどうすれば効率的にできるか、といったことを考えることが得意であれば、活躍しやすいと思います。

 

測量の進め方は、基本的に少人数のチームで行うため、そうした作業が得意なタイプが向いているとも言えます。また、測量士の場合は、計画の立案も行うことができるため、的確に指示を出す能力があると良いでしょう。

 

その他には、厳しい場所で様々な機器を用いて土地の測量を行わなければならないことが多いため、ある程度の体力が必要とされやすいです。

 

測量士に求められるスキル

 

測量士に求められるスキルは、次のようなものがあります。

 

・計算力

・協調性

・忍耐力

 

測量を行う際には、ある程度計算ができることが望ましいです。協調性もチームで仕事をするために必要とされる要素です。長時間労働や人間関係について忍耐する場面に直面することが多いため、その点も注意が必要です。

 

測量士は女性でも大丈夫なのか

 

測量士は女性でも活躍する事例もあり、女性の測量士がメディアで取り上げられることもあります。

しかし、男性が中心の業界であることも確かです。理由は、体力的に大変なことが多いからです。今後、女性の測量士が増えるためには、もう少し業務の効率化や体力的な問題の解消などが必要となるでしょう。

 

測量士向いている人のまとめ

 

ここまで、測量士に向いている方の特徴などについて取り上げてきました。測量士はコツコツとした作業が多く、決められた作業を正確に実行することが不得意なタイプには向かない職種です。



 

現場での作業において、体力が必要なために女性の割合が低いですが、今後職場環境の見直しなどで、増える可能性もあるでしょう。

 

いろいろな情報を踏まえた上で、測量士が向いていると感じたのであれば、測量士の取得を検討してみてはいかがでしょうか。