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左ききのエレン
広告代理店勤務の若手デザイナー・朝倉光一。納得出来ない理由で自ら勝ち取った仕事を取り上げられた彼は、やりきれない気持ちを抱えて横浜の美術館へと向かう。そこは、彼が初めて「エレン」という才能と出会った場所で…。クリエイターのリアルな仕事現場が漫画として面白く描かれた、大人の心も抉るクリエイター群像劇！
働きマン
週刊『JIDAI』編集部の女性編集者・松方弘子28歳独身。弘子は編集長や上司や同僚たちと一緒に右往左往しながらもいい雑誌を作る為に日夜奮闘する。寝食を忘れ、恋人との逢瀬もままならず、ジレンマに悩み、誰かとぶつかり……。それでも弘子はいざ仕事モードとなると”男スイッチ”が入り『働きマン』となる。大きな目標を持って仕事に情熱を持ち、突き進む女性の姿が描かれた作品。
編集王
幼い頃、『あしたのジョ－』を読んで感動し、ボクサ－になると宣言したカンパチこと桃井環八。念願のボクサ－になるが、網膜剥離でボクシングを断念せざるを得なくなった。カンパチは、幼なじみのヒロ兄ィこと青梅広道の紹介で、青梅が働くヤングシャウト編集部でアルバイトをすることになる。漫画業界を戯画化して読みやすく描かれており、迫力のある画はキャラクターたちの漫画愛が感じられる作品。
Stand by me 描クえもん
「お前…漫画家目指すのやめろ」「未来から来た自分」と名乗るおっさんに翻弄されながらも、漫画家を目指す青年・満賀描男（まんがかくお）。夢へ突き進む描男を待ち受けるものは…！？フェイク・ドキュメンタリー的手法で明かされる漫画業界の光と闇。「海猿」「ブラックジャックによろしく」などを手掛ける漫画家が、新人漫画家とその編集者たちとのトラブルを痛烈に描いた作品。
重版出来！
読者が“何か”を得るような「漫画」を作りたいと熱意を語る主人公の黒沢心(くろさわこころ)。「マンガ」は、漫画家だけのものじゃない。編集者、営業、宣伝、製版、印刷、デザイナー、取次、書店員…。数えきれないマンガの裏方たちのリレーで、読者の手に届くもの。漫画家と編集者、それぞれの仕事は違えど、一冊の漫画を売りたい気持ちはみんな同じ！全てをかけて重版出来を目指す物語！
Artiste
パリでは“料理人”を“芸術家(アルティスト)”と呼ぶ。パリのレストランで働く青年・ジルベール。彼は仕事のトラブルで、料理人から雑用係に降格してしまう。日々、汚れた皿を洗うだけの彼だったが、気ままな新人皿洗い・マルコとの出会いによって、その世界は変わり始める。厨房の内外で様々なトラブルに見舞われながらも、仲間たちと共に料理という芸術を創り上げていく作品。
九条の大罪
なぜか厄介な案件ばかりを引き受ける弁護士・九条間人（くじょうたいざ）。半グレ、ヤクザ、前科持ちなど、きな臭い人だらけの擁護に務める。ある日、飲酒して轢き逃げをした半グレが、先輩の壬生に連れられて、九条のもとを訪ねる。そこで九条が授けた策は――？交通事故ひとつですら、常識がひっくり返る！神か悪魔か弁護士・九条、法とモラルの極限ドラマ！
吉祥寺だけが住みたい街ですか？
雑司ヶ谷、五反田、錦糸町、駒澤大学、中野…吉祥寺で不動産を営む重田双子（しげたツインズ）はどこにでもある街へと変わっていく吉祥寺に不満たらたら。なのに、お部屋探しにやって来るのは「住みたい街No.1＝吉祥寺」の幻想を抱く女子ばかり！そんな幻想女子たちに双子が紹介するのは吉祥寺以外の街で！？理想のお部屋を街から案内してくれるちょと風変わりな不動産漫画！
昭和元禄落語心中
満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎（よたろう）。娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。ムショで演った昭和最後の大名人・八雲（やくも）の「死神」が忘れられず、雲が出演している寄席に押しかけて弟子入りを申し出る与太郎。弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……！？名人の孤独・孤高な芸風と生き方と落語界の衰退とがより強く関わり合い、まるでそれが落語のように描かれた作品。
かくかくしかじか
自分は絵がうまい。本気でうぬぼれていた林明子（高3）は、竹刀を持った絵画教師・日高先生に罵られ…！？東村アキコが幼年時代からの生い立ちと、有名漫画家になるまでの女性漫画家版『まんが道』を想定して描く自伝エッセイ漫画。温室育ち娘とスパルタ絵画教師との掛け合いや、個性豊かなキャラクターたちに巻き込まれること間違いなしの作品。