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はじめに
海外からの日本人気も高まり、日本文化についても注目が集まりつつあります。
外国人と出会う機会も多くなり、日本について聞かれた時、困った経験はありませんか?そんな方必見「茶道文化検定」というのがあるのをご存知ですか?
調べてみました。
茶道文化検定はそもそもどのような検定?
「茶道文化検定」は一般財団法人「今日庵」茶道資料館が主催し
「茶道」を通して、代表的な日本文化を幅広く学ぶ検定です。
価値観が多様化する現代で日本の文化を深く身につけることを目的としています。
階級は4段階で、
4級(今まで茶道をならったことがない方や、始めたばかりの方)基礎的な問題
3級(既に学んでおり、より充実を図りたい方)一般的な問題
2級(ある程度学んでおり、さらに知識を広げたい方)広い深い知識問題
1級(茶道の知識をさらに深め極めたい方)分野の枠にこだわらない総まとめ問題
になっています。
気になる合格率ですが2019年のデータでは
4級65.8%
3級67.6%
2級26.0%
1級2.0%
3、4級は初心者でも勉強すれば手が届きそうですが、1、2級は相当の努力が必要なパーセンテージと言えるでしょう。気合を入れて勉強する必要がありそうです。
茶道文化検定は履歴書に書ける?記入方法は?
はい、履歴書に記入できます。
直接就職に有利になるということはありませんが、趣味特技の欄に書くことで面接官との会話が盛り上がり、なぜ取得したかなど、自分がどんな人物なのかしってもらうきっかけになります。
また、茶道関係の仕事や、海外での日本を紹介するような国際交流などの分野に近い場合は資格の欄に書いても構わないでしょう。
書き方例:令和○年11月19日 茶道文化検定 2級 認定
※似ている名前の検定がある場合は主催する団体も書きましょう。
茶道文化検定のメリットは?就職に役立つ?
検定を受けるメリットとして、
まず茶道を通して日本文化に詳しくなることができます。
勉強することによって茶道の奥深さをしり、現在習っている人にとっても、作法と知識が一致することを体験できるでしょう。
また、習ったことがない人はこれをきっかけに茶道全般が見えてきます。
茶道自体には興味はあるけど、習いに行くことは時間的に無理な方やハードルが高いと思っている方もこの検定なら流派に囚われず茶道について知ることができます。
知識があることで国際交流の場でも活躍の期待もできるでしょう。
また、検定に合格すると茶道総合資料館の優待割引があります。(各級によって利用できる期間が違います。)
また、すぐにはこの検定と結びつかないような仕事をしていたとしても、日本人として茶道の文化を知っていることは無駄にはならず、思いもしないところで役に立つこともあるでしょう。
茶道文化検定に似ている資格
茶道文化検定に合格した方や、もっと違う角度から茶道を見つめてみたい方にはこんな資格はいかがでしょうか。
・茶道アドバイザー
・お手前インストラクター
また、文化的なことを学ぶのでしたら
・きもの文化検定
・和食検定
・観光英語検定
・日本酒検定
茶道文化検定の履歴書のまとめ
茶道を学ぶことで日本を知ることができます。
検定のための勉強ですが、これからより国際的な時代になるにつれてこの知識は財産になります。これをきっかけに受験してみてはいかがでしょうか。
検討を祈ります。