そもそも照明コンサルタントとは
照明コンサルタントとは、家庭や職場における最適な照明環境の提案をしたり、照明に関する問題をより専門的な知見を元に解決する人材のことを指します。
照明コンサルタント資格は、一般社団法人照明学会が主催する民間資格です。
近年、技術の発展に伴い、照明が担う役割も大きくなっています。
この機会に照明コンサルタント資格に挑戦し、新しい知識を身につけてはいかがでしょうか。
試験概要
この資格を取得するにあたって、受験資格はありません。
資格取得のプロセス
- 通信講座を受講する
- テストを受験
- レポートを提出
- スクーリング(照明に関する特別講義)を受講
- 認定を受ける
一般的な資格とは異なり、講座を受講し能力をつける過程も重視されていることがわかります。
上記のプロセスを、7月から翌年3月にかけて遂行します。
講座の内容は、照明の基礎知識、光源、照明器具、照明計算、照明設計、住宅照明、店舗照明、オフィス照明、工場照明、屋外照明、スポーツ照明、非常用照明、照明器具の取り付けと配線設備、照明の保守と経済、高齢者のための照明、照明と省エネルギーなど多岐に渡ります。
また認定を受けるためには、全てのテストとレポートで60点以上の得点を取ることが求められます。
受験する際は、どのテストもレポートも気を抜かないようにしてください。
合格率は80%超ということで、普通に勉強すれば合格できます。
試験の概要については、必ず、証明コンサルタントの公式サイトで、別途確認してください。
履歴書への記入方法
令和□年□月□日 照明コンサルタント 取得
以上のように記入すれば十分でしょう。
ここで注意したいことは、取得した年月日を正確に記入することです。
どの資格を記載する際にも、当然のことですが、資格の名称は正確に記入しましょう。
照明コンサルタント試験は就活に役立つ?
照明コンサルタントは試験は業界では特に、建築業界、家具業界への就活にメリットがあるところがあります。
建築業界への就活では、照明コンサルタントとして建造物への照明設置の設計に関する知識があることをアピールできるでしょう。
家具業界への就活では、照明家電、照明器具のコーディネイトなど、照明コンサルタントを取得する過程で身に付けた能力をアピールすべきでしょう。
照明コンサルタント試験の履歴書のまとめ
ここまで、照明コンサルタントの履歴書への記入方法、就職に役立つのか、そしてどの級からなら履歴書に書けるのか、について解説してきました。
- 記入方法:令和□年□月□日 照明コンサルタント 取得
- 建築業界、家具業界への就活でアピールできるかも。
- しかし過度な期待は厳禁。