コンテンツ
- 【家電製品エンジニア検定】おすすめ参考書を確認する
- 家電製品エンジニア検定試験の履歴書の書き方は? – 何級から就活・就職(新卒/転職)で評価される?
- 家電製品エンジニア試験の過去問・サンプル練習問題(一問一答)
- 家電製品エンジニア資格に合格するために必要な勉強時間の目安はどれくらい?
- 家電製品エンジニア資格の取得を目指す上でかかる費用は総額いくら?
- 家電製品エンジニア資格の合格率はどれくらい?合格基準もあわせてチェックしよう!
- 家電製品エンジニア資格の試験の難易度はどれくらい?級の違いとそれぞれの難易度がわかる!
- 家電製品エンジニア資格は本当に役立つの?資格が役立つ仕事や場面がよくわかる!
そもそも家電製品エンジニアとは
みなさん、おうちに家電はありますか。
いきなり、舐めた質問で申し訳ありません。
おそらく、あるかと思います。
今回紹介する「家電製品エンジニア」とは、顧客の家電に関して、設置やアフターサポート、使用方法の相談やトラブル対応に応じるプロフェッショナルのことを指します。
近年の家電製品は、IoT化の進展に伴い、その扱いやセットアップが煩雑になっているものも多いです。
そんな時に、家電製品エンジニアがあなたの家電ライフをサポートします。
家電製品エンジニア検定の試験概要
家電製品エンジニアになるには、試験に合格することが当然ながら求められます。
試験は、年に2度試験期間が設けられ、その期間内にテストセンターにてCBT方式で行われます。
期間内なら、各人の都合に合わせて日時を指定して受験することができます。
家電製品アドバイザーの試験は、「AV情報家電」「生活家電」の2種類あります。
両方の試験を同一試験日に受験することも可能です。
また「AV情報家電」「生活家電」の試験は、大きく二つの大問から成立しており、それぞれ「基礎技術」「応用技術」です。
「AV情報家電」「生活家電」両試験では、求められる知識が異なります。
必ず、主催者のホームページ等で確認してください。
「基礎技術」「応用技術」60%以上の得点率で合格することができます。
また「基礎技術」「応用技術」それぞれ85%以上の得点率で合格した人には、下記の表の通り、試験ごとに「エグゼクティブ等級」が与えられます。
家電製品アドバイザーとは、等級資格が異なりますのでご注意ください。
AV情報家電 | 家電製品エンジニア(AV情報家電)ゴールドグレード |
生活家電 | 家電製品エンジニア(生活家電)ゴールドグレード |
両方合格 | 家電製品エンジニア(総合)プラチナグレード |
試験の合格率は30%代と、しっかり対策すれば合格できるレベルなので、必ず過去問等で対策をしてから試験に臨みましょう。
家電製品エンジニア検定の履歴書への記入方法
令和■年■月■日 家電製品エンジニア(AV情報家電)取得
もしくは
令和■年■月■日 家電製品エンジニア(生活家電)取得
もしくは
令和■年■月■日 家電製品エンジニア(総合)取得
以上のように記入すれば十分でしょう。
ここで注意したいことは、取得した年月日を正確に記入することです。
どの資格を記載する際にも、当然のことですが、資格の名称は正確に記入しましょう。
エグゼクティブ等級を取得した方は、「ゴールドグレード」もしくは「プラチナグレード」と適宜挿入してください。
また家電製品エンジニア資格には、有効期限があり、5年です。これには、更新制度があるので、必要に応じて更新しましょう。
家電製品エンジニア検定は就活に役立つのか。評価されるのは何級からか。
家電メーカー、電子機器メーカー、家電販売店などへの就職でアピールできるかもしれません。
家電関連の企業では、顧客対応はもちろんのこと、客の自宅での設置や故障、メンテナンスの相談は日常茶飯事です。ですから、家電の専門的な知識があることを証明する家電製品エンジニアを持っていることは、即戦力として見られる可能性もあります。
しかし、注意すべきなのは、この資格を持っていることが採用の決定打になることはないということです。
この検定資格は、独占資格ではないので、資格を持っているからといって特別できる仕事があるわけではありません。
ですから、この資格に過度の期待をすることは避けるべきです。
もっと専門的な技能を身に付け、より評価されたい方は、電気工事士などの国家資格を取得することをお勧めします。
家電製品エンジニア検定の履歴書のまとめ
ここまで、家電製品エンジニアの履歴書への記入方法、就職に役立つのかについて解説してきました。
- 記入方法:令和■年■月■日 家電製品エンジニア(AV情報家電)取得
もしくは
- 令和■年■月■日 家電製品エンジニア(生活家電)取得
もしくは
- 令和■年■月■日 家電製品エンジニア(総合)取得
- 家電メーカー、電子機器メーカー、家電販売店などへの就職でアピールできるかも