近年は聴き慣れない珍しい検定も増えて来ましたね。そんな中、履歴書に書けて、自分の個性をアピール出来る資格をとってみてはいかがでしょうか。
そんな資格の中に「船の文化検定」というものがあります。
船の文化検定って何ですか?
先日テレビの博士ちゃんにも登場した資格です。
船の文化検定、通称「ふね検」と呼ばれています。
日本海洋レジャー安全振興協会と舵社の2社からなる「船の文化検定委員会」が実施している資格で、
ボートやヨット、小舟から大型船、商船、客船など様々な船の文化や歴史や船の遊びなどを通して海と船の知識を幅広く楽しく習得することを目的とした検定です。
船の文化検定の履歴書への記入方法
履歴書にはどのように書くのですが、
履歴書には資格の欄に略式ではなく正式名称で書きましょう。
例:2012年 9月 船の文化検定 上級 認定
船の文化検定は3つの段階があるのできちんと書きます。
※
認定証が交付されるものは「認定」(例:検定試験や認定試験など)
合格証が発行された場合は「合格」(例:英検や、簿記や英語など)
その資格がないと業務が行えないものには「取得」(例:運転免許証や税理士など)
と記入しましょう
船の文化検定を持つと有利な業界・職種はある?
この資格は船と海を知ることを目的としているので船の業界はもちろん、海に関係した業界にも注目するといいでしょう。
例えば、
造船会社
船舶運航管理事務員
船舶料理士
釣り関係を扱う出版社
マリンウエアなどのアパレル系
船上ガイド
海や船に関係している職種にはどんどんアピールしていきましょう。
また、直接関係ないと思われる業種でも趣味の欄に書くことで、話題作りや自己PRにもつながるので特技として書くのもおすすめです。
余力がある方におすすめの資格
船の文化検定に合格してさらに船に関係する資格を取りたい方にはこんな資格もあります。
・水路測量技術検定―海洋の水路測定するための資格で「沿岸」と「水路」の区分にそれぞれ1級~2級があります。
・小型船舶操縦士免許―小型船舶を操縦することができる資格です。
・内燃機関海技士 (機関) ―内燃機関を搭載した船舶の整備や操作のスペシャリストです。筆記のみを受験するのに限り、乗船履歴の必要はありません。
・救命艇手・限定救命艇手―船舶が海難事故など非常事態に陥ったとき、海員や旅客の誘導、救命設備の操作などを担うのにいる資格です。3日間の筆記・実技講習で取得できます。
・船舶料理士―船員の食事の調理や管理を行う国家資格です。
船の文化検定の履歴書のまとめ
趣味の傾向が強い資格になるので、この資格だけで絶対就職先に有利になるというのは難しいでしょう。しかし、好きなことに一生懸命時間を費やし、努力する姿勢は面接官にも好印象に映るので資格の欄に書いてアピールしていきましょう。