色彩検定の合格までにどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
実は、3級や2級は対策費や受験料を含めて1万円代で取得することも可能な試験です。
1級でも3万円代で取得することができるので、色彩検定はそれほど費用がかかる資格ではありません。
そこで、本記事では色彩検定にかかる費用について紹介します。
色彩検定の概要
色彩検定では、「感覚」や「センス」で語られることの多い「色」を理論的・体系的に学び、理論的な色彩の実践活用能力を身につけることができます。一般の人からプロまで幅広い受験者層がいる文部科学省後援の資格です。
1級、2級、3級とUC(色のユニバーサルデザイン)級の4つのレベルに分けられています。UC級は2018年の冬期より新設されました。どの級でも実務経験は必要なく、テキストの内容の理解で合格できる試験です。
合格率は1級が50%以下、それ以外が60〜80%です。試験は公式テキストに準拠した内容で出題されるもので、センスやアイデアを評価する問題は出題されません。しっかりと勉強をしていれば合格できる試験です。
色彩検定に必要な費用
テキスト料
色彩検定では、試験を主催する色彩検定協会から公式テキストと過去問題集が出版されています。公式テキストから試験が出題されるため、試験勉強では公式テキストを利用するのが最も良いです。
また、問題演習をたくさんするために、過去問題集だけでなく市販の問題集を使う人も多いです。
公式テキストの値段は級ごとに異なっており、過去問題集はどの級でも1,000円程度です。下に詳しい値段がありますので、そちらをご確認ください。
市販の問題集は2,000円以下で買えるものがほとんどです。
・公式テキスト
公式テキスト1級編(2020年改訂版) 4,070円
公式テキスト2級編(2020年改訂版) 2,970円
公式テキスト3級編(2020年改訂版) 2,420円
公式テキストUC級 2,530円
・過去問
過去問題集2020年度1級 1,100円
色彩検定過去問題集2・3級 2020年度 1,045円
色彩検定過去問題集UC級 2020年度 550円
講習
文部科学省認定 たのしく学ぶ 色彩講座 初級コース 13,000円
この講座は、カラーカードを使った楽しい配色演習も取り入れながら、色彩の基礎について学ぶ通信講座です。この講座を受講すると、3級合格に必要な知識を身につけることができます。
資格の大原
パックコース(3級コース+2級コース) 46,000円
3級コース(色彩検定3級) 23,000円
2級コース(色彩検定2級) 27,000円
資格の大原にはコースが3つ用意されています。
この費用の中には、公式テキストやオリジナルテキスト、オリジナル問題集などが含まれています。わからないところは質問できるので、独学よりも疑問点を残さず試験にのぞめるでしょう。
受験料
各級の受験料は以下の通りです。
受験料 | |
1級 | 15,000円 |
2級 | 10,000円 |
3級 | 7,000円 |
UC級 | 6,000円 |
色彩検定でかかる費用のまとめ
本記事では、色彩検定の受験にかかる費用について紹介しました。
テキストや問題集は気軽に購入できる値段ですし、受験料も資格試験としては普通の料金です。
色についての体系的な知識を身につけることができるので、気になる人はぜひ公式ホームページで試験について調べてみてください。