コンテンツ
- 1 インドの本の選び方
- 2 現代インド経済―発展の淵源・軌跡・展望―
- 3 離陸したインド経済―開発の軌跡と展望 (シリーズ・現代経済学)
- 4 図解インド経済大全 全11産業分野(73業界)収録版/ 政治・社会・文化から進出実務まで
- 5 13億人のトイレ 下から見た経済大国インド (角川新書)
- 6 一冊でわかるインド史 (世界と日本がわかる 国ぐにの歴史)
- 7 インド史 南アジアの歴史と文化 (角川ソフィア文庫)
- 8 インドの歴史 (ケンブリッジ版世界各国史)
- 9 近代インドの歴史
- 10 インド経済史―古代から現代まで―
- 11 素顔の現代インド (東アジア研究所講座)
- 12 インドが変える世界地図 モディの衝撃
- 13 新インド入門/生活と統計からのアプローチ
- 14 インドビジネス ラストワンマイル戦略 SDGs実現は農村から
- 15 現代インド政治―多様性の中の民主主義
- 16 新興大国インドの行動原理/独自リアリズム外交のゆくえ
- 17 最後の超大国インド 元大使が見た親日国のすべて
- 18 インド文化事典
- 19 インドを旅する55章 (エリア・スタディーズ)
- 20 池上彰の世界の見方 インド/ 混沌と発展のはざまで
- 21 これからのインド/ 変貌する現代世界とモディ政権
- 22 インド・シフト 世界のトップ企業はなぜ、「バンガロール」に拠点を置くのか?
【早速目次/中身を確認する】
- 13億人のトイレ 下から見た経済大国インド (角川新書)
- インドが変える世界地図 モディの衝撃
- インドビジネス ラストワンマイル戦略 SDGs実現は農村から
- インドを旅する55章 (エリア・スタディーズ)
- インド史 南アジアの歴史と文化
- 図解インド経済大全 全11産業分野(73業界)収録版/政治・社会・文化から進出実務まで
- 新インド入門/生活と統計からのアプローチ 単行本(ソフトカバー)
- 最後の超大国インド 元大使が見た親日国のすべて
- 池上彰の世界の見方 インド/混沌と発展のはざまで
インドの本の選び方
中国の次はインドと言われ途上国から経済成長をこれまで経験してきました。
インドの政治が独立後どのようになってきたのか、インドがITの大国になっての経済的側面、また文化面でもこれまでの歴史の中で生まれたのか。
今後人口が一番になる巨大市場はどうなるのか、それぞれの側面にあてた本を読んでいましょう。
現代インド経済―発展の淵源・軌跡・展望―
本書は、2018年3月に創業100周年を迎えたパナソニックの100年の歴史、そして今後100年の展望や課題を描いたビジネス本です。津賀C E Oやキーマンとなる人物へのインタビューなどから、今後のパナソニックの戦略を明らかにしています。自動運転やE Vなど最新の社会状況なども学ぶことができる一冊です。
離陸したインド経済―開発の軌跡と展望 (シリーズ・現代経済学)
今では経済大国のインドですが、昔は複合国家の一つであったのです。そこから特立して、離陸をし、さらにグローバル化していくストーリーが、現在のインドが作り上げている背景でありました。こちらでは、その軌跡を易しく解説されています。今のインド経済がどうして急成長したのかを、様々な経済に関するデーターでの根拠をもとに知りたいという方におすすめできる1冊です。
図解インド経済大全 全11産業分野(73業界)収録版/ 政治・社会・文化から進出実務まで
丸紅経済研究所長の今村卓氏が推薦した、「インド経済大全」です。こちらは、インドについて研究している34人によって執筆されていまして、インドの政治面、社会面、文化面と多岐に渡った内容が詰まっている第1章、特に勢いのあるITや、アパレル、食品などの11産業分野73業界について解説されている第2章、世界進出の実務や税務について、現地の生活・仕事について記載されている第3章に分けて解説されています。本の名前の通り、図解で解説されており、インド経済についてはじめて知りたい方にもおすすめできます。
13億人のトイレ 下から見た経済大国インド (角川新書)
経済大国インドの課題として、「トイレ」という斬新な視点から解説されている新書です。日本では、ごく当たり前に使われている「トイレ」ですが、実は約6億のインド人が「トイレ」のない生活を送っています。その「トイレ」事情から、現在のインドの状態を読み解いていきます。インドの現状について興味のある方におすすめできる1冊です。
一冊でわかるインド史 (世界と日本がわかる 国ぐにの歴史)
根本的にインドという国はどんな国なのかを、歴史的背景を用いて、かつ図やイラストを使って、わかり易く解説している本です。80項目に分けて解説されているので、内容が盛り沢山です。コラムも有名なインドの偉人や、その頃の日本と絡めて記載されているので、インドに興味にある方が楽しめる1冊になっています。
インド史 南アジアの歴史と文化 (角川ソフィア文庫)
こちらは、インドの歴史に着目して、文明・思想・勉学・宗教などといった、文化について解説されています。古代から現在までの歴史が記載されており、インドの歴史だけでなく、支配されたことのあるイギリスとの関係についても解説されています。インド史から見たイギリスはもちろん、日本について学ぶこともできるので、新たな視点が見えます。海外・日本の歴史好きの方にうってつけの1冊です。
インドの歴史 (ケンブリッジ版世界各国史)
本書は、ムガル帝国時代から現代に至るまでのインドの歴史をわかりやすく解説した本です。最新の歴史観に基づいて、これまでのインド史のイメージチェンジを図ります。特にイギリス領時代の歴史が詳しく説明されているのが特徴です。
近代インドの歴史
本書は、18世紀から1947年8月の独立に至るまでのインドの民族運動について解説した本です。「植民地主義」や「ナショナリズム」をテーマとして描かれており、イギリス支配から独立に至る民族運動を知ることができます。学生に向けてわかりやすい表現で書かれているためインド史の入門書としての利用もおすすめです。
インド経済史―古代から現代まで―
本書は、インドの経済史を古代から現代まで解き明かした本です。インド地域の固有性と世界経済との接続の効果を絡ませながら解説していきます。読み進めていくことで、アジアとヨーロッパを結ぶ経済の全体像まで把握していくことができるおすすめの一冊です。
素顔の現代インド (東アジア研究所講座)
私たち日本が思っている、巨大国家インドの元々の概念を捨て、最新状況(2000年代)を正確に理解できる入門書です。海外を含めた第一線の研究者が、急速に変化するインドを歴史、外交、経済など、様々な方向から紹介されています。一般の日本人向けに書かれていますので、今現在のインドの状況に興味のある方におすすめできる1冊になります。
インドが変える世界地図 モディの衝撃
NHK元ニューデリー支局長によって書かれており、最新のインド経済に触れることのできる書籍です。モディ首相の生い立ちから現在まで、政治の功績がわかりやすく解説されていますので、初見の方でも読みやすい1冊となっています。そして、経済面中心の解説ではありますが、そこからインドの様々な実態がわかるようにもなっているので、今のインドの実態を知りたい方にとてもおすすめできます。
新インド入門/生活と統計からのアプローチ
作者の実体験と統計とを合わせ、巨大国家インドの実態について解説されている入門書です。我々日本のインドの認識、無意識の偏見を解き明かして、実際のインド、数年後のインドの予想を知ることができますので、コロナ渦で海外に行くことが難しいが、どうしても海外の文化、経済に触れたいという方におすすめできる1冊です。
インドビジネス ラストワンマイル戦略 SDGs実現は農村から
今現在、急成長しているインドであるが、インド人口の約7割、9割以上は農村暮らしであり、行政サービスや民間企業の活動から取り残されているのが現状です。それを改善すべく、インドビジネスのラストワンマイル戦略として、そういった農村からSDGsの取り組みをしていこうという試みが生まれ、その事業活動をインタビュー、写真で紹介されている本です。日本のSDGsにも活かされる1冊となっています。
現代インド政治―多様性の中の民主主義
2015年のインド政治の見通しについて書かれている本です。こちらは、2015年度の第10回「樫山純三賞」を受賞されたほか、2017年11月に連載された第17-1号の「アジア・アフリカ地域研究」で上田知亮氏による書評、2016年6月に掲載された第57巻第2号の「アジア経済」で中溝和弥氏による書評、2016年に掲載された第62巻第1号の「アジア研究」で森悠子氏による書評と、多くの著者に評価されています。巨大大国インドの全体像を叙述的分析と統計的分析によって解説されていますので、初見の方でも理解できる1冊です。
新興大国インドの行動原理/独自リアリズム外交のゆくえ
日本にとって、インドという国は重要な国であることは確かですが、知らない部分が多いのが現状です。実はインドは新興大国であり、中国の存在感が増す中でも、アジアの一大パワーを狙うほど成長しており、その秘訣の「外交原理」について解説されている本です。日本経済新聞2020年11月14日(31面)の「読書面・短評欄」に書評されており、注目されている本の一つです。インドに興味のある方はもちろん、「外交原理」について知りたい方におすすめできる1冊です。
最後の超大国インド 元大使が見た親日国のすべて
我々日本にとってインドという国は、最も重要な国でありますが、普通に日本で暮らしていてはインドのことがわからない人が大半だと思います。それを解決するため、こちらの本では、インドの歴史、社会、宗教、文化、経済、政治、外交・安全保障、日本との外交関係と、インドのビジネスに欠かせない基礎知識が豊富です。インドとビジネスする機会がありましたら、ぜひこの本でインドの知識を深めることをおすすめします。
インド文化事典
古代から近年にかけて、特に布教している『ヒンドゥー教』などにまつわる神話や宗教・哲学面、問題になっている『カースト制度』や『ジェンダー問題』に関する社会・政治運動面、食文化である『カレー』、エンターテインメント文化の『ボリウッド』、インド発祥のスポーツである『ヨガ』、インド発祥アクセサリーであるイ『ンディアン・ジュエリー』などの文化面といったように、多方面からみたインドについて解説されています。インドについて学びたい方にぴったりの本です。
インドを旅する55章 (エリア・スタディーズ)
インドの文化・社会に関する研究を行っている47人の執筆者による、55章にかけて解説されている本です。歴史的背景からインドの文化、宗教、社会などの面から詳しく解説されており、いわゆるインドの分析本になっています。ですので、ガイドブックよりも食文化、地域文化について解説されています。インドと直接関わりたい方におすすめできる1冊です。
池上彰の世界の見方 インド/ 混沌と発展のはざまで
よく時事問題番組で解説されている池上彰氏による、現在のインドについて書かれている本です。都立大泉高校附属中学校で人気を出した授業をもとに作成されているので、中学生でも理解できる内容になっています。もちろん、大人になってインドの情勢を知りたい方、受験や就活関連でインドの時事問題に触れたい方にもおすすめできる1冊です。
これからのインド/ 変貌する現代世界とモディ政権
現代インドの政治の中心となっている、現首相のモディによる政権から、どのように変貌しているのかを解説されている本です。そこから、政治面、経済面、国際関係と社会面の実態を読み解いていきます。今でも流行しているコロナ渦という状況であっても、維持しているモディ政権の新たな政策、実現、グローバル化についても解説されています。モディ政権について勉強したい方におすすめできる1冊です。
インド・シフト 世界のトップ企業はなぜ、「バンガロール」に拠点を置くのか?
そもそも「インド・シフト」とは、インドにグローバル戦略拠点や研究開発拠点を置き、インドの高度IT人材と一緒に、インドから世界的イノベーションを生み出していくことです。これは、「インドのシリコンバレー」と呼ばれる都市、インド南部に位置している「バンガロール」に、マイクロソフト社、グーグル社といった世界のトップ企業の拠点開発の場となっております。その背景の解説をされており、この本から日本企業へのアドバイスもされていますので、「インドのシリコンバレー」について学びたい方におすすめできる1冊です。