コンテンツ
- 1 20世紀の東アジア史
- 2 これからの東アジア ―保護主義の台頭とメガFTAs―
- 3 近代伝記の形成と東アジア 清末・明治の思想交流
- 4 現代東アジアの政治と社会
- 5 現代東アジア経済論
- 6 古代東アジアと文字文化
- 7 荒れ野の六十年―東アジア世界の歴史地政学
- 8 衝突と融合の東アジア文化史
- 9 世界史のなかの東アジアの奇跡
- 10 叢書 東アジアの近現代史 第4巻
- 11 知らないと恥をかく東アジアの大問題
- 12 東アジアで学ぶ文化人類学
- 13 東アジアにおける哲学の生成と発展
- 14 東アジアに共有される文学世界 東アジアの文学圏
- 15 東アジアの音楽文化
- 16 東アジア近現代通史
- 17 東アジア経済史
- 18 東アジア国際環境の変動と日本外交
- 19 東アジア国際政治史
- 20 東アジア戦略概観2021
- 21 東アジア動乱 地政学が明かす日本の役割
- 22 東アジア文化圏の形成
- 23 万葉集の起源-東アジアに息づく抒情の系譜
- 24 冷戦後の東アジア秩序
【早速目次/中身を確認する】
- 万葉集の起源-東アジアに息づく抒情の系譜
- 冷戦後の東アジア秩序 秩序形成をめぐる各国の構想
- 叢書 東アジアの近現代史
- 東アジア動乱 地政学が明かす日本の役割
- 東アジア戦略概観2021
- 知らないと恥をかく東アジアの大問題
20世紀の東アジア史
本書は、20世紀の東アジアについてそれぞれの歴史的背景をもとに解説した本です。今では繁栄している地域の一つとなった東アジアの各国がどのように建設されたのか、そして他の地域の国々からどのように見られていたのか詳しく説明しています。東アジアの歴史に興味のある方におすすめです。
これからの東アジア ―保護主義の台頭とメガFTAs―
本書は、メガFTAs形成を進めていかなければならない理由を国際貿易論・国際通商政策論・国際政治学それぞれの視点から明らかにした本です。貿易自由化や経済統合が望ましいとされる論理など今知っておきたい内容がわかりやすく解説されており、おすすめです。
近代伝記の形成と東アジア 清末・明治の思想交流
本書は、近代伝記の形成を読み解くことで中国の近代化の内実を明らかにした本です。清代末期から明治初年にかけての思想交流の中で成立した近代伝記と中国の近代化の関係を深く知ることができます。「思想」という側面から中国の歴史を振り返りたい方におすすめの一冊です。
現代東アジアの政治と社会
本書は、20世紀から21世紀初頭の東アジアの政治や社会について解説した本です。放送大学のテキストとして作られているため、現代アジアの政治・社会で学ぶべき項目がわかりやすく説明されています。東アジアについてあまり学んだことがない方でも安心して読み進めることができおすすめです。
現代東アジア経済論
本書は、20世紀から21世紀初頭の東アジアの政治や社会について解説した本です。放送大学のテキストとして作られているため、現代アジアの政治・社会で学ぶべき項目がわかりやすく説明されています。東アジアについてあまり学んだことがない方でも安心して読み進めることができおすすめです。
古代東アジアと文字文化
本書は、古代東アジアにおける文字文化がどのように広がったのか気鋭の研究者が様々な視点から分析した本です。中国で生まれた漢字文化が東アジアの各国に伝播し、それによってもたらされた諸地域の交流を政治や呪術、食文化などの異なる切り口から描き出します。それぞれの研究者による視点の違いに着目しながら読むのがおすすめです。
荒れ野の六十年―東アジア世界の歴史地政学
本書は、日清戦争の開戦から朝鮮戦争の休戦までの「荒れ野の六十年」を歴史学者が解説した本です。東アジアという地域が抱える絶望的な摩擦の根源へと迫る非常に深い内容となっています。古い研究から最新の研究の比較から明らかになる真実を多数の論文を執筆する著者の視点で明らかにしていきます。東アジアの歴史を深く学びたい方におすすめです。
衝突と融合の東アジア文化史
本書は、東アジアの文化形成の過程を「事件」にスポットを当てて問い直した本です。異なる文化・文明の出会いから新たな文化の形成に至るまで繰り返された「衝突」や「淘汰」、「融合」や「消化」を追っていくことで東アジア文化の歴史を振り返ります。文化が形成されるきっかけとなった出来事を学ぶことができるおすすめの一冊です。
世界史のなかの東アジアの奇跡
本書は、工業化の世界的普及における「東アジアの奇跡」を説明した本です。東アジア経済史を代表する研究者である筆者の視点で世界から見た東アジア経済の発展を理解することができます。第33回「アジア・太平洋賞大賞」した作品であり、東アジアの歴史を知るうえで必読です。
叢書 東アジアの近現代史 第4巻
本書は、東アジア近代史の第4巻として韓国・北朝鮮近現代史を解説した本です。「朝鮮半島のナショナリズムとはなにか」を日本やアメリカ、中国、ソ連といった様々な国際関係の中から丁寧に読み解いています。ナショナリズムから見た朝鮮という非常に読み応えのある内容となっておりおすすめです。
知らないと恥をかく東アジアの大問題
本書は、MBSの人気深夜番組「生! 池上彰×山里亮太」の新書化として東アジアの抱える問題について池上彰が的確に解説した本です。山ちゃんの「目のつけどころ」に対して、「池上解説」がズバリと答える構成となっており、番組を見ているような感覚で読み進めることができます。番組のファンの方はもちろん、そうではない方もおすすめの一冊です。
東アジアで学ぶ文化人類学
本書は、中国、韓国、モンゴルなど東アジアでフィールドワークを行う研究者達による文化人類学の解説書です。それぞれの研究者がフィールドワークを通して実際に出会った事例を基に「宗教」「エスニシティ」などの文化人類学の主要テーマをわかりやすく説明しています。具体例が豊富で丁寧な解説がされているため、文化人類学を学んだことのない方にもおすすめです。
東アジアにおける哲学の生成と発展
本書は、東アジアにおける哲学がいかにして形成されていったのかを問文化の視点からわかりやすく解説した本です。19世紀から21世紀まで異文化である西洋の学問を翻訳してきた者たちの苦闘の道のりが、日中台韓越の研究者によって描かれています。東アジアの哲学の歴史を理解したい方や今後の東アジアの哲学が向かう先を知りたい方におすすめです。
東アジアに共有される文学世界 東アジアの文学圏
東アジアの文化圏をテーマとし、19世紀以前の前近代の東アジアの文化の交流を描いた本です。中国から広がった漢字漢文にもとづく思想や文化が近隣の国にどのように継承され、どのように独自のものとして再創造されていったのか学ぶことができます。これらを知ることで今にどう活かしていくのか、東アジア文化を俯瞰してみることのできる一冊です。
東アジアの音楽文化
東アジアの音楽文化、特に中国音楽が日本にもたらした影響について詳しく考察しています。中国音楽によって日本の文学がどのように変化したのか、その複雑な文化的、歴史的、制度的プロセスを読み解きます。中国音楽を詳しく知りたい方、中国と日本の文化的交流について知りたい方におすすめです。
東アジア近現代通史
本書は、19世紀から現在までの東アジアの近現代史を解説した本の上巻です。東アジアとして見た中での日本や中国といったそれぞれの国の関係性などが詳しくまとめられています。上巻では、19世紀から1930年代までがまとめられているため、下巻と合わせて読むことで現代までの流れをしっかり理解することができます。
東アジア経済史
本書は、東アジアの経済の歴史を丁寧にわかりやすく説明したテキストです。東アジア各国の歴史を日本史や中国史として一国単位で見るのではなく、東アジアとして分析しているところが特徴です。東アジアとして把握することで一国単位では見れなかった関係性などを知ることができ非常におすすめです。
東アジア国際環境の変動と日本外交
本書は、1918年から1931年の東アジアの国際環境の変動、それに伴う日本外交の変化を解説した本です。第一次大戦終結や満州事変など戦間前期における日本のとった外交を他国の外交文書なども用いながら新たな解釈で描いています。歴史を知るうえで重要となる「外交問題」を詳しく知るのにおすすめの一冊です。
東アジア国際政治史
本書は、前近代から現在までの東アジアの国際政治史を多彩な論点から解説していく本です。最新の研究成果を踏まえたうえで書かれており、東アジアの国際政治の歴史の流れを正確に読み取ることができます。多くの歴史研究者によって書かれた東アジアの政治や歴史を知る上で必読の一冊です。
東アジア戦略概観2021
本書は、防衛省 防衛研究所によって書かれた「コロナ禍における国際政治と安全保障」の解説書です。「分断」「多元化」「戦略的自律」といったキーワードからコロナウイルスが米中間競争にもたらす作用、それに対する各国の対応などを詳しく説明しています。安全保障について学術書の立場で書かれた本は少ないため、研究者の最新の知見に触れることができる貴重な一冊です。
東アジア動乱 地政学が明かす日本の役割
本書は、東アジア各国で起きる動乱が「なぜ起きているのか」について地政学の視点から読みといた本です。7章構成で、まず地政学としての外交の分析の仕方が書かれており、最後には今後の日本が担う役割が説明されています。東アジアの動乱についてだけではなく、あまり馴染みのない地政学の魅力についても存分に感じられる一冊です。
東アジア文化圏の形成
本書は、東アジア文化圏の形成を最新の研究成果を用いて分析した本です。コミュニケーション手段として「漢字」を共有していた朝鮮半島、日本列島、インドシナ半島に中国を加えた東アジア文化圏の成り立ちを「東アジア世界論」にも触れながら解説しています。わかりやすい文章となっているため、初心者の方にもおすすめです。
万葉集の起源-東アジアに息づく抒情の系譜
「万葉集」を分析することで、日本人の抒情表現の本質を明らかにしています。「人を恋しいと思う気持ち」を俳句や短歌に詠む文化のルーツに中国少数民族の歌文化があると考え、その分析から日本人の本質に迫ります。他の本にはない筆者独自の視点で書かれており、日本の文化に関心のある方におすすめです。
冷戦後の東アジア秩序
本書は、冷戦後の東アジアの国際秩序がどのように構築されどこへ向かうのか、各国の構想を解説した本です。中国の台頭やアメリカの存在など、冷戦後の東アジアとしてそれぞれの国が地域秩序をどのように認識し構想したのか専門家の立場で考察しています。今後の東アジアの中で日本が「果たすべき役割」とは何なのか、考えるきっかけとなるおすすめの一冊です。