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DXはデジタルトランスフォーメーションの略で、「IT世界に浸透させることで、生活よりよく変えていこう」ということです。最近ではIT業界以外でもDXの推進を積極的に進めている企業が多く、近いうちに、社会人としてもDXに関する最低限の知識が求められるようになるでしょう。
そこで、本記事ではDXの知識や技術に関するおすすめ資格について紹介します。
AWS認定試験
AWSとは、Amazonが提供するクラウドサービスプラットフォームです。AWS認定試験は11種類ありますが、初心者ならCloud Practitionerが、ある程度基礎知識がある方はSolutions Architect Associateがおすすめです。
クラウドコンピューティングは今後ますます発展していく分野だと考えられています。AWSはクラウドコンピューティング業界の中でも大きな規模のサービスです。そのため、エンジニアでなくてもAWS上のクラウドを使う可能性は高いので、すべての人におすすめです。
AI実装検定
AIの画像分類の実装スキルの基礎力を評価する試験です。ディープラーニングの実装に必要な数学の知識、プログラミングの知識、基礎理論の理解についてを評価しています。
AIに関する知識についての資格があまりない現在、AI実装検定はAI学習ができる貴重な資格試験です。中学卒業している人であれば誰でも受験できるので、AIに興味がある人は取得を目指してみるのも良いでしょう。
ITストラテジスト
ITストラテジストは、高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動の特定のプロセスについて情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する人のための試験です。
この資格は、プログラミング系の業務ではなく、企画系の部門の業務に活用するための知識を問う問題が多いです。経営にITを活用したい人におすすめです。
データスペシャリスト
データスペシャリストは、データベースに関係する固有技術を買うようして、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守の中心的な役割を果たすと同時に、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う人の試験です。
先ほど紹介したITストラテジストと同じ団体が主催していますが、こちらの試験はデータベースの管理者やエンジニア系の業務を行うために役立つ資格です。
ITコーディネーター
経営とITをつなぎ、経営者とともに、経営に役立つITの利活用を推進・支援するプロフェッショナルになるための試験です。
ITストラテジストも経営にITを役立てるための資格ですが、こちらの資格は、経営課題を解決するためにITの技術を活用することを目的としています。2つの資格を両方取ることでよりIT技術を経営に活かすことができるようになります。
基本/応用情報技術者試験
基本情報技術者は、情報技術全般に関する基本的な知識・技能をもつ人のための試験で、ITエンジニアの基礎資格です。応用情報技術者は、基本情報技術者よりも応用的知識・技能が問われる試験です。
ITエンジニアの多くが取得している資格です。情報技術やシステム設計に関わる基礎知識ばかりなので、それに関わる仕事をしている人は取得しておいた方が良いです。
プロジェクトマネージャ
プロジェクトマネージャは、システム開発プロジェクトの責任者として、プロジェクト計画を立案し、必要となる要因や資源を確保して、計画した予算、納期、品質の達成について責任を持ってプロジェクトを管理・運営する人のための試験です。
システム開発プロジェクトの責任者は、システム全般の基礎知識やプロジェクトのリスク把握が大切です。プロジェクトマネージャはその時に必要になるあらゆる知識や技能を学習することができます。
Python3エンジニア認定試験
Pythonというプログラミング言語を用いた分析やデータ収集・加工、数学の知識などの能力を評価する試験です。エンジニアとしての専門知識も問われます。
Pythonはプログラミング言語の中でも使われることの多いものです。プログラミング系の仕事をしている人は誰でも触れる言語なので、プログラマーなどを目指しているプログラミング初心者の人は、この資格のレベルまではできるようにしておいた方が良いです。
DXに関するおすすめ資格のまとめ
DX系の資格というとエンジニア、プログラマーというイメージが先行してしまいがちですが、意外と企画や経営にも活かせる資格が多くあります。
今後もDXはますます重要になってくると思うので、是非自分に合った資格を取得してみてください。