クリーニング師生活・販売接客・サービス資格・検定

クリーニング師の資格はクリーニング店で働くときに役立ちますが、取得する際にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。
テキストや過去問、受験料、取得後にかかる費用などさまざまな心配がありますよね。

そこで、本記事ではクリーニング師取得に必要な費用について紹介します。

クリーニング師を取得するには

クリーニング師は、都道府県知事の免許を受けてクリーニング業務を行います。クリーニング所には1名以上のクリーニング師を置かなければならないので、クリーニング業界への就職はもちろん、独立開業の道も開けます。

各都道府県によって、受験料や試験方法、内容が異なります。自分が受験する地域のホームページでしっかりと調べておくことが必要です。中学卒業以上の人は誰でも受験できますが、クリーニング店で働いている人の受験が多いです。

合格率も都道府県によって異なりますが、どの地域でも60%〜80%くらいの場合が多いです。筆記試験は形式が違っても同じような内容が多いですが、実技試験は内容が違うものもあるので、自分が苦手としている課題がある地域を避けて受験するのもひとつの手です。

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出典:出版社HP

クリーニング師に必要な費用

【テキスト料】
クリーニング実務 クリーニング師編 (クリーニング師研修用テキスト)
こちらは筆記試験用のテキストで、筆記試験は、このテキストと過去問での対策で合格できます。

クリーニング実務 業務従事者編 (クリーニング業務従事者講習用テキスト) 

【過去問】無料
各都道府県のホームページで無料公開されています。しかし、2、3年しか掲載されていないことが多いです。出題形式が違っていても、自分が受験する地域だけでなく、他の地域の過去問も入手して利用しましょう。

【受験料】各都道府県によって異なる
受験料は地域によって異なります。7,000円で受験できるところから、10,000円以上必要なところまでさまざまです。自分の地域で受験するよりも近くの安い地域で受験した方が安くおさまることもあるので、よく考えて受験する地域を決めましょう。

クリーニング師取得後に必要な費用

【研修】5,000円
クリーニング師は、都道府県知事が指定したクリーニング師の資質向上を図るための研修を3年に1度受ける義務があります。また、新たにクリーニング士の資格を取った方は、1年以内に1度受けなければなりません。
それほど費用は掛からないので、取得後の維持費を気にする必要はないでしょう。

クリーニング師の費用についてのまとめ

本記事では、クリーニング師取得に必要な費用について紹介しました。

取得に高い費用がかかるわけでもありませんし、取得後の更新費などはほとんど必要ありません。資格を活かしてクリーニング店で働いていたらすぐに元が取れるでしょう。

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