CBT方式

午前150分、午後150分

きたみりゅうじ (著)
出版社 ‏ : ‎ 技術評論社;、出典:出版社HP

 

受験回数

2回

(1回目:令和元年秋期は午前55点、午後32.5点で落ちた)

 

勉強時間

60時間程度

(累計100時間ほど)

 

勉強期間

2か月くらい

(1回目の受験前も1~2か月ほど勉強していたため、累計4か月ほど)



 

結果

午前67.5点、午後63.5点

 

受験して数時間後に、メールにてスコアレポートが届いて結果が分かりました。

 

前提知識

大学で情報科学を専攻していたため、ある程度のITの知識はある状態でした。しかし、授業では主にハードウェアやソフトウェアなどPC周りの知識やIT技術がメインで扱われていたため、マネジメントやストラテジ系に関する知識はほとんどありませんでした。

 

午前対策

使った参考書

①キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者

②絵で見ておぼえる基本情報技術者

きたみりゅうじ (著)
出版社 ‏ : ‎ 技術評論社;、出典:出版社HP

 

 

①を2周、②を2周ほど繰り返しました。参考書は2冊あると、それぞれの抜けをカバーできるのでおすすめです。最初はざっと読んで、2周目以降は覚えにくい用語や概念理解が曖昧なところを復習しました。

 

また、IT用語には略語が多いため、そういった用語に関しては正式名称をしっかりと確認することが重要です。また似たようなアルファベットが使われている用語をまとめて覚えて、自分の中で違いをはっきりさせておくのがポイントです。

 

筆者は情報系の学部の大学に通っていたため予備知識がありましたが、初学者の場合であればもう1~2周は多く繰り返すとよいと思います。

 

参考書を使ってしっかりとインプットを行い、基本情報技術者の過去問を利用して問題数をこなしてアウトプットを行っていました。

 

午前試験の2週間前には、過去問演習で70%~80%を安定して取れるようになっていました。

 

本番の試験では解いたことのある問題に類似したものがいくつか出題されていましたが、初めて見る用語がある問題もいくつかありました。そのため、演習で7~8割取れていて安心していましたが、必ず合格できると言いきれるわけではないことが分かりました。

 

午後対策

使った参考書

③基本情報技術者 表計算 とっておきの解法

田嶋 益光 (著), 大滝 みや子 (監修)
出版社: リックテレコム (2018/5/19)、出典:出版社HP

 

午後試験の3週間前くらいに③の参考書を購入してざっと1周、分からないところは適宜復習をしました。こちらの参考書のおかげで、本番では9割得点することができました。アルゴリズムが苦手だったので、CやPythonではなく表計算を選んだのが功を奏したのだと思います。

 

午後の言語の選択にお悩みの方で、特にこだわりがない場合には「表計算」がおすすめです。初学者の方や文系の方でも対策しやすい分野だと感じました。

 

セキュリティやソフトウェア、ハードウェア等に関しては午前対策の知識が活きてくるので、ひたすら分野ごとの過去問演習をして、復習するというサイクルを繰り返しました。それぞれ3~5回分の演習をしました。

 

全体を通しての反省

試験の2か月前に勉強を始め、少しスタートが遅かったことを後悔しています。6割取れて合格することができましたが、もう少し余裕を持って合格できていたらよかったと感じました。

 

次回受験者へのアドバイス

参考書でのインプットを繰り返すことも重要ですが、「過去問演習」が一番重要であると感じました。最低でも、3年分の過去問は解くようにするとよいと思います。そして、ただ漠然と過去問を解くのではなく、なぜこの答えになったのか、なぜこの選択肢は違うのかという根拠をはっきりと答えられるレベルにしておくと安心です。

 

また、午前よりも午後を重点的に対策するとよいです。特にアルゴリズムは、初学者の場合は慣れるまで時間がかかるため、なるべく試験の1か月前からは午後対策に注力できるようにスケジュールを組むのがおすすめです。アルゴリズムのトレースの練習を繰り返すことで、さまざまな問題に対応できる力が付きます。

 

これから受験される方の合格を心より願っています!

田嶋 益光 (著), 大滝 みや子 (監修)
出版社: リックテレコム (2018/5/19)、出典:出版社HP